1990年代後半、核の脅威の時代は終焉を告げた。米中ソ等の大国間を始め、各地の地域紛争も和解、緩和に向かい、世界は安定の世紀を迎えようとしていた。そんな折、中東のソ連、中国、中近東に隣接するザンジバーランドに新たな軍事政権が樹立。ザンジバーランドは世界各地の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、世界唯一の核武装を遂げた後、隣国への無差別侵攻を開始、世界に再び核の脅威が訪れようとしていた。
一方、30年は持つとされていた世界の石油だが、代替エネルギーが得られぬまま石油資源の枯渇が到来し、世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ(Kio
Marv)博士により、高純度の石油を精製する微生物(微細藻類)『OILIX』が発明され、世界はOILIXを巡り再び緊張と混沌の状態へ移行した。博士はアメリカの学会に出席する為に渡米するが、途中ザンジバーランド
によって拉致される。ザンジバーランドは核とOILIXによる軍事優位の確保を試みたのである。武装要塞ザンジバーランドに単独潜入、キオ・マルフ博士を救出し、世界を核の脅威から守る為、再びソリッド・スネークに極秘任務が下る―。(wikipediaより抜粋) |