METAL GEAR SOLID2
SONS OF LIBERTY

発売日
2001年11月29日
対応機種:PlayStation2
ジャンル:タクティカルエスピオナージアクション




メタルギアシリーズ4作目にして、メタルギアソリッドシリーズ2作目にあたる。

今作からプラットホームがPS2へ移行し、グラフィックやシステムが大幅に強化された。
主観で武器を扱える点や、ローリング、エルードなど、MGSで行えるアクションの基盤を作った作品だと言える。

舞台は、前作「METAL GEAR SOLID」で描かれたシャドーモセス事件の数年後の世界。

ストーリーが前作に比べ複雑になっており、一度プレイしただけでは理解できないプレイヤーが多くいた。

理解できたところで、色々な謎を残す作品でもあり、次回作への伏線が数多く存在している。

しかし、これが時間軸上の続編であり、最新作且つシリーズ完結編の「MGS4」に対するプレイヤーの期待を加速させる
一つの要因にもなったとも言える。

テーマは「MEME(文化的遺伝子)」

本作はタンカー編とプラント編の2部構成になっている。




[タンカー編]
シャドー・モセス島事件の後、リボルバー・オセロットの暗躍によりメタルギアの技術情報が闇市場(ブラックマーケット)に流出した。

多くの亜種が世界中に拡散し、核武装国にとってメタルギアは特別な兵器ではなくなっていった。


反メタルギア財団「フィランソロピー」のメンバーとなったソリッド・スネークは、新型メタルギアが極秘裏に輸送されるという情報を掴む。

同じくフィランソロピーのメンバーであるオタコンの無線サポートを受け、新型メタルギアの情報を入手するためニューヨーク、ハドソン川を航行中の偽装タンカーへ潜入を開始するスネーク。

だが、その潜入に時を合わせたかのように、タンカーは謎の武装集団によって制圧される・・・。

[プラント編]
スネークが潜入したタンカーの沈没事故より2年後。
流出した大量の油を処理する為、マンハッタン沖に建設された海洋浄水施設『ビッグ・シェル』。
今は環境保護のシンボルとして知られるそのプラントが「サンズ・オブ・リバティ」(自由の仔達)と名乗る武装グループによって占拠された。

彼等は視察に訪れていた大統領を人質にとり、ビッグ・シェルに大量の爆弾を設置、多額の現金を政府に要求した。
仕掛けた爆弾が爆発すれば、大規模な化学災害が誘発し、有史以来最悪の環境破壊に見舞われる──。


未曾有の緊急事態に政府は新生FOXHOUND部隊の出動を要請。
FOXHOUND隊員、実戦への参加はこれが初となる「雷電」は、海面下よりビッグ・シェルへの
単独潜入任務(スニーキングミッション)を開始した・・・。